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韓国留学と就職の話!帰国後や現地での就活事情を解説

韓国留学と就職の話!帰国後や現地での就活事情を解説

韓国留学は就職活動に不利になるって聞いたけど本当?やめたほうがいいのかな…。

韓国留学生のなかには、そのまま現地で就職する人もいたり、帰国後に日本で就職する人もいたりと、留学後の進路は実にさまざま。

しかし、ただ韓国留学をしているだけでは、就職活動に不利になってしまうことも…。

そこで、韓国留学後に就職で後悔や失敗しないために、本記事では帰国後や現地での就活事情を詳しく解説していきます。

目次

韓国留学が就職に与えるメリット・デメリット

韓国留学をしていても就職はできるのかな…?

「韓国留学が理由で、就職活動に影響を与えてしまうのではないか」と不安な方もいるかもしれません。

そこで、まずは韓国留学が就職に与えるメリット・デメリットを見ていきましょう。

韓国留学が就職に与えるメリット3つ

主なメリットは以下の通りです。

メリット
  • 留学経験はひとつの強みになる
  • 仕事探しの幅が広がる
  • 大学で身につけた専門知識が活きる…

韓国だけに限らず、留学が就職活動で有利になることはありません。しかし、「留学経験から得た学び」は確実にあなたの強みになります。

どんな目的で渡韓し、何を学び、どんな壁を乗り越えてきたのかを、しっかり自分の言葉で語れるだけの経験をしていれば、それは就職活動においてもメリットになるでしょう。

また、韓国語力が身につくことで仕事探しの幅も広がります。

特に日本で働く場合は、TOPIKなどの資格があるとより良いですね!

なお、留学後に大学へ進学した場合は、そこで培ったスキルや専門知識を活かせる仕事も視野に入れて就職活動ができます。

韓国留学が就職に与えるデメリット2つ

主なデメリットは以下の通りです。

デメリット
  • 日本の就職活動時期に合わせづらい
  • 進学したことで年齢が上がる…

日本と韓国では就職活動の時期が異なるため、日本での就職を検討している方は、スケジュールを合わせるのが大変かもしれません。

情報収集もしづらいため、常に日本の就職活動状況にもアンテナを貼っておきましょう!

また、“新卒が有利になる”という風潮が消えていない日本では、一部の企業では、年齢が上がると就職が難しい場合も。

既卒で留学した方も含めて、それなりのスキルや専門知識を磨く必要があるでしょう。

いずれにせよ、「韓国留学で得たもの」によって就職活動への影響は変わります。自分次第でいくらでも選択肢は広げられるので、自分のなりたい姿を見据えて留学を決断しましょう。

韓国留学をした後の就職パターン

韓国留学を終えた後の進路は、主に以下の2パターンです。

  • 日本で就職
  • 韓国で就職

順番に解説していきます。

進路①日本で就職

まず、韓国留学生が日本で就職する際には、以下が求められます。

日本での就職に求められるもの
  • 学生の内の留学は「経験」
  • 既卒での留学は「専門知識・スキル」…

就職のタイミングとしては、韓国の大学卒業後・ワーホリ終了・語学堂卒業後になることが多いでしょう。

同じ留学でも、就職活動の際に“見られるポイント”が新卒と既卒では異なります!

進路②韓国で就職

次に、韓国留学生が日本で就職する際には、以下が求められます。

韓国での就職に求められるもの
  • 学歴
  • 専門知識・資格
  • 語学力
  • ビジネススキル…

韓国はとにかく学歴社会!どの大学で何を学び、どんなスキルを持っているのかが非常に重視されます。

また、就職となると企業で働くわけなので、コミュニケーションスキルはもちろんのこと、ある程度のビジネススキルも求められます。

韓国のトップ4大卒業生でも、就職率は過去数年で60~70%ほどと厳しいのが現状です…。(2022年現在)

韓国留学の後はどんな就職先がある?

韓国留学後に就ける主な仕事をまとめてみました。

  • 海外営業
  • 貿易事務
  • 航空業界
  • 旅行会社
  • 宿泊関連業(ホテルなど)
  • 韓国語講師/日本語教師
  • 通訳/翻訳
  • IT関連(ゲーム開発など)…

やはり就職する企業の傾向としては、日本企業の韓国法人・日本と取引のある企業・韓国企業の日本法人または支社が多いです。

日韓問わず、企業は“即戦力”を求めているので、就職には資格があるほうが有利と言えます。

韓国留学生必見!就職先を探すのにおすすめの求人媒体

最後に、韓国留学生が就職活動をする際におすすめの求人媒体を紹介します。

日本で韓国にかかわる仕事がしたい方向けの求人媒体

日本で就職する方におすすめの求人媒体は、以下の通りです。

順番に詳しく説明していきます。

JOB JAPAN

JOB JAPANは、日本にある韓国企業の求人を専門に取り扱っています。

韓国貿易協会(KITA)と駐日韓国企業連合会(KOBA)が運営しているため、求人数が多く、なかには政府系や大手企業の求人もあります。

就職に必要な資格の案内や、最新の情報も配信されているため、定期的にチェックしておくのがおすすめです。

doda

大手転職情報サイトのdodaは、数は多くありませんが韓国の求人も取り扱っています。

韓国現地の企業をはじめ、出張や駐在などで韓国に関わる求人が特集されています。

リクルート

リクルートの海外事業会社「RGF」では、翻訳や通訳、営業などの韓国語を扱う求人がたくさん募集されています。

利用料0円で希望に沿った求人の提案、応募のサポートまで受けられるのが魅力です。

韓国で就活したい方向けの求人媒体

韓国で就職する方におすすめの求人媒体は、以下の通りです。

順番に詳しく説明していきます。

JOB KOREA

JOB KOREAは韓国人にお馴染みの大手就活サイト。民間企業が運営する求人サイトのなかでは最も有名です。

日本語教師をはじめとした日本人向けの求人もたくさん掲載されています。

SARAMIN

先ほどのJOB KOREAに続き、SARAMINも韓国人がよく使用する求人媒体。

掲載数はJOB KOREAよりは少なめですが、外国人OKの求人も多いです。

JOB KOREAとSARAMINは、日本でいうマイナビ・リクナビといった感じしょうか。

PERSOL KOREA

PERSOL KOREAは、韓国日系企業の採用・就職支援サイト

掲載数はそこまで多くはありませんが、他にはない求人が見つかるかもしれません。

J・BRAIN

J・BRAINは、韓国に進出している日本企業の採用情報を掲載しているサイト

日本と関わりが深い企業の求人ばかりで、特にメーカー系の募集が多いです。

就職博覧会

これは媒体ではありませんが、韓国にも「就職博覧会(취업박람회 チュィオプパンラムェ)」といって、日本の合同説明会や就活イベントのようなものがあります。

一度にいろんな情報を収集できるので、目を通しておくと良いでしょう。

なお、説明会などの予定は「JOB815」にまとめられています。

各大学の就職情報ページ

日本も同じですが、各大学のホームページにも学校おすすめの求人情報が掲載されています。

大学の審査を通過している企業のみが掲載されているため、比較的安心して受けられる企業が多いでしょう。

他の媒体と組み合わせて活用するのがおすすめです。

求人はここで紹介した以外の方法でも探せるので、ぜひいろんなキーワードを入れて検索してみてください!

【まとめ】理想の就職パターンを考えたうえで、実りある韓国留学生活を送ろう!

今回は、韓国留学と就職について詳しく解説してきました。

本記事でもお伝えした通り、韓国留学をしていても就職は十分に可能です。

ただし、自分が望む働き方をするためには、留学での経験に加えて、スキルや専門知識が必要

留学が自分の強みになるように、まずはビジョンを明確にしてから、そこに向かって充実した韓国留学生活を送ってくださいね!

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この記事を書いた人

STUDY IN KOREA編集部では、韓国留学・ワーキングホリデーに関する役立つ情報を発信しています。それぞれの大学(語学堂)出身者や留学エージェントが執筆を担当しており、詳しくて分かりやすい情報発信を心がけています。

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