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韓国留学に必要なビザ(査証)を徹底解説!種類や申請方法は?

韓国留学に必要なビザ(査証)を徹底解説!種類や申請方法は?

韓国留学に必要なビザはどれだろう?

韓国へ留学する際に91日以上の滞在になる場合は、日本でビザを取得する必要があります。

しかし、あらかじめ条件や必要な書類を準備しておかなければ、ビザは発給されません。種類も多く、自分の留学パターンにはどのビザが良いのかわからない方も多いと思います。

そこで今回は、韓国留学に必要なビザや書類などを詳しくまとめました。申請方法も解説しているので、ぜひ本記事を参考に手続きを進めてみてください。

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、ビザ発給の条件等は変更になる場合があります。申請の際は、必ずお住まいの地域の大韓民国大使館(領事館)のホームページをご確認ください。

目次

韓国留学に必要なビザの種類

韓国留学に必要なビザの種類は以下の通りです。

  • ノービザ
  • 一般研修(D-4)
  • 留学(D-2)
  • ワーキングホリデー(H-1)

順番に解説します。

〈ノービザ〉90日以内の短期留学

ポイント
  • パスポートを見せるだけでOK
  • ビザや外国人登録書の申請は必要なし
  • アルバイトを含む就労は不可

90日以内の短期留学を検討している場合は、日本人であればノービザで滞在できます。期間内に韓国を出発できるのであれば、別途ビザを申請したり、外国人登録書を申請したりする必要はありません。

ただし、バイトなど現地で働くことはできません。韓国の銀行口座の開設も難しいため、その点は注意しておきましょう。

〈一般研修(D-4)〉91日以上の長期留学

ポイント
  • 6年〜1年までの滞在申請が可能
  • アルバイトができる

91日以上の長期留学を検討している場合は、D-4ビザの取得が必要になります。日本国内では6ヶ月〜1年までの申請が可能で、最大1年6ヶ月まで延長したい方は韓国から手続きが必要です。

また、D-4ビザがあればアルバイトもできます。韓国国内で6ヶ月以上学習した後に申請が可能です。

〈留学(D-2)〉大学や大学院への正規留学

ポイント
  • 大学や大学院、専門学校への正規留学
  • アルバイトができる

学士・修士・博士・交換留学など大学の正規課程に通う方は、D-2ビザの取得が必要です。

この留学ビザは、「資格外活動許可」を入国管理局へ申請すればアルバイトができます。審査が完了するまでに2週間〜2ヶ月ほどかかるため、予定がある方は前もって申請しておきましょう。

〈ワーキングホリデー(H-1)〉1年間のワーキングホリデー

ポイント
  • 観光・語学・就労などをしながら長期滞在できる
  • 申請時の年齢が18歳以上30歳以下

ワーキングホリデービザは、それぞれの国に対して1度だけ取得できます。

観光をしながら韓国の文化を学ぶためのビザなので、学校に通うことがメインの目的ではありません。しかし、観光もしながら語学堂に通ったり、インターンをしたりと時間を自由に使えるビザです。

年齢制限があるうえに1度しか取得できないため、使うタイミングをしっかり考えましょう。

韓国留学の目的別に必要なビザ

「ビザの種類はわかったけど、結局私にはどのビザが必要なの?」という方へ、留学の目的別に必要なビザをまとめてみました。

  • 語学堂へ1学期のみ通う方…ノービザ
  • 語学堂へ2学期以上通う方…一般研修(D-4)
  • 大学や大学院、専門学校へ正規留学される方…留学(D-2)
  • 観光やアルバイトを楽しみながら、語学堂にも通いたい方…ワーキングホリデー(H-1)

韓国で「どのように過ごしたいのか」を考え、自分に最適なビザを選びましょう。

留学ビザとパスポートとの違いとは?

留学ビザとは、渡航先の国が自国の安全を守るために、渡航者の身元や情報を事前に審査するためのものです。

一方のパスポートは、自分の国籍がある国が発行する「身分証明書」になります。

韓国滞在中は、パスポートが唯一の身分を証明してくれるものです!滞在中は、肌身離さず持ち歩く義務があります。

「ビザとパスポート、どちらか片方だけがあれば良い」というわけではなく、91日以上滞在する方は必ず両方が必要になります。大切に扱いましょう。

韓国留学ビザ発行の条件と必要な書類

まず、韓国留学ビザ発行の条件は以下の通りです。

発行の条件
  • 原則として、申請人の居住地又は旅券発給国(地域)を管轄する日本国大使館または総領事館において、申請人本人が行うこと
  • パスポートは 6ヶ月以上の有効期限が残っている/未使用のページが2ページ以上あること
  • ビザの種類や目的と、本人の状況が合致していること…

参照:外務省公式HP

発行には申請時に有効なパスポートがあり、書類に不備がないことが大前提です。

特に「パスポートは持っているものの、残存期間が足りずに手続きできなかった…」という方も多いので注意が必要です。また、有効期間がギリギリでも出国はできますが、トラブル発生などで滞在日数が伸びた場合も考慮して、なるべくゆとりを持つほうが良いでしょう。

その他、「学生ではないのに学生ビザを申請する」などは違法行為にあたるため、絶対にやめましょう。

そして、ビザ申請に必要なものは以下の通りです。

細かい内容はビザの種類によって異なるため、ここではD-2ビザで必要な書類をまとめています。

ビザ申請に必要なもの
  • 学校の入学許可書
  • 6ケ月以上有効な旅券(パスポート)
  • 査証発給申込書
  • カラー証明写真1枚
  • 航空券予約確認書
  • 宿泊するホテルまたは滞在予定場所の情報
  • 銀行の残高証明証
  • 住民票
  • 活動計画書
  • 最終学歴証明書…

参照:外務省公式HP

ビザの申請は、自分が住んでいる都道府県を管轄する韓国大使館(領事館)で行います。

国籍や発行するビザの種類、管轄の大使館(領事館)によって細かい条件は変わります。詳しくは大使館の公式HP・各地域の大使館のHPをご確認ください。

韓国留学ビザの発行方法は?申請から受け取りまでの流れを解説

ここからは、留学ビザを取得するまでの主な流れについて解説してきます。

STEP
語学堂申請

個人手配の場合、まずは留学先の大学への申請が必要です。

各大学で定められた書類を提出し、入学許可書をもらいましょう。

STEP
各地域の大韓民国総領事館にてビザ申請

あらかじめ自分が住んでいる都道府県を管轄する大使館(領事館)のHPを見て、必要な書類をダウンロード・記載します。

当日は受付を済ませ、番号が呼ばれたら指示に従って手続きを済ませましょう。

STEP
状況を確認

大韓民国ビザポータルで審査状況を確認できます。

許可の通知が表示されれば、大使館(領事館)へ受け取りに行きましょう。

STEP
ビザ受け取り

申請手続きをした大使館(領事館)でビザを受け取れば完了です!

申請条件や必要書類が多く、変更になる場合もあるため、最新の情報を追うのが大変ですが、申請方法はとてもシンプルです。

なお、ビザ発給にかかるまでの時間は以下の通りです。

ビザの申請から発給までに必要な期間は、申請内容に特に問題のない場合、申請受理の翌日から起算して5業務日ですが、申請数が多数に及ぶ場合には、それ以上の日数をいただくことがあります。日本国大使館又は総領事館や渡航目的によっては、これより短い場合もあります。

引用:外務省公式HP

韓国留学ビザの条件は変更になる場合があるので注意!

現在は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、申請条件や必要書類、発給までにかかる時間などが変更されている場合があります。

また、領事館の営業時間は夕方までが多いですが、「ビザの受付は午前中のみ」の場所もあるため注意が必要です。

最新の規定での申請が必須なので、必ずお住まいの地域の大韓民国大使館(領事館)のホームページをご確認ください。

自分の留学スタイルに合った韓国ビザを取得しよう!

今回は、韓国留学に必要なビザについて詳しく解説してきました。

ビザの種類はいろいろありますが、留学の目的別に選択すれば間違いはありません。また、発給の条件を読み、事前に書類をしっかり揃えておけば、申請方法は意外とシンプルです。

必ず大韓民国大使館(領事館)のホームページで最新情報を確認しながら、余裕を持ってビザ取得の手続きを進めてみてくださいね。

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この記事を書いた人

STUDY IN KOREA編集部では、韓国留学・ワーキングホリデーに関する役立つ情報を発信しています。それぞれの大学(語学堂)出身者や留学エージェントが執筆を担当しており、詳しくて分かりやすい情報発信を心がけています。

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