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韓国留学中にバイトすることはできるの?ビザや必要な許可について

韓国留学中にバイトすることはできるの?ビザや必要な許可について

韓国留学中にアルバイトはできる?どうやって探したら良いの…?

韓国留学は言語を学習できる貴重な経験。

学校で勉強しながらも、空いた時間にアルバイトもすることでより早く言語が上達するでしょう。

しかし、韓国留学生のなかでもアルバイトができる人は限られていますし、開始には必要な手続きがあります。

そこで、本記事では韓国留学生がアルバイトできるビザの種類や必要な言語力、アルバイト先の探し方まで詳しく解説していきます。

目次

韓国留学生がアルバイトができるビザの種類

韓国でアルバイトできるのは、以下のビザを持っている留学生のみです。

  • D-4(一般研修)ビザ…91日以上の滞在を伴う長期留学の方
  • D-2(留学)ビザ…専門大学・大学・大学院へ留学する方
  • H-1(観光就労)ビザ…ワーキングホリデーをする方

韓国へは90日以内であれば、ビザがなくても留学できます。

1学期のみの短期留学であれば、ノービザで渡韓される方も多いのではないでしょうか。

しかし、韓国留学生でアルバイトが許可されているのは、D-4・D-2・H-1ビザ保有者のみです。

それ以外の方は、報酬を受け取るアルバイトは一切できないので注意しましょう。

なお、各ビザの種類については、以下の記事で解説しています。詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください↓

韓国留学中のアルバイトに必要な「資格外活動許可」

韓国留学生がアルバイトをするには、出入国・外国人庁から「資格外活動許可」を受ける必要があります。

ビザとは別に、韓国国内で住んでいる地域を管轄する出入国管理事務所にて申請してください。

資格外活動許可を受けた人は、平日は20時間以内(1日に約5時間)、土日や長期休みの場合は無制限でアルバイトができます。掛け持ちは2カ所までOKです。

資格外活動許可に必要な書類などは、以下の通り。

資格外活動許可に必要なもの
  • パスポート
  • 外国人登録証
  • 外国人留学生時間制就業確認書
  • 申請書
  • 成績証明書または出席証明書
  • 語学堂や大学の在学証明書
  • 韓国語能力の証明書類(TOPIK2級以上)
  • 事業者登録証コピー、勤労契約書
  • 手数料

アルバイト先で発行してもらう書類もあるので、働くことが決まったら速やかにお願いしましょう。

時期や申請者の事情などによって内容が変更になる場合があります。最新の情報は、外国人総合案内センター(1345)で確認してみてください。

時給は?言語スキルは?韓国留学生のアルバイト事情

韓国留学生がアルバイトする際の時給や、必要な言語スキルは以下の通りです。

  • 韓国の最低賃金…9,620ウォン(時給ベースで約1,010円)
  • 必要な韓国語力…TOPIK2級以上

一つずつ解説していきます。

韓国の最低賃金(時給ベース)

少し前までは、「日本と比べると最低賃金が低い」と言われていた韓国。

しかし、2023年の最低賃金は9,620ウォン(時給ベースで約1,010円)に決まりました!

韓国の最低賃金は全国一律で、日本の大都市とほぼ同じ水準ということですね。

どこも物価高が続いているため、2022年と比べると5.0%も増加しています。

留学生のアルバイトに必要な韓国語力

韓国で留学生がアルバイトするには、基本的にTOPIK2級以上の韓国語能力が必要です。

留学中のアルバイトを許可してもらう「資格外活動許可」には、TOPIK2級以上に合格した証明書(合格通知書)が必要になります。

ただし、語学能力によって就労可能時間が変動したり、学校や勤務先によっては許可が下りない場合もあるようです。

条件も度々変更になるので、必ず居住地域の管轄事務所に確認しておきましょう。

韓国留学中にアルバイトを探す方法4つ

韓国留学生のアルバイト探しには、以下のような媒体が便利です。

  1. コネスト
  2. アルバモンJOB KOREA
  3. 大学の掲示板、留学生支援センター
  4. 地域センターの掲示板

順番に詳しく解説していきます。

方法①コネスト

日本語での募集が比較的多いのが、韓国総合情報サイト「コネスト」の掲示板です。

生活・交流掲示板のなかの「働く」カテゴリーを見ると、様々な求人が表示されます。

絞り込み機能などを活用しながら、気になる募集をクリック。詳しい内容に目を通し、自分に合うアルバイトを探してみると良いでしょう。

方法②アルバモン・JOB KOREA

実際に韓国人もアルバイト探しによく使うのが、「アルバモン」や「JOB KOREA」です。

こちらは韓国語での表記のみですが、コネストと比べると求人数が多いのが魅力。

業種やジャンルも幅広いため、韓国語力に自信がある方におすすめです。

方法③大学の掲示板、留学生支援センター

続いて、安心してアルバイトを探したい方におすすめなのが「大学の掲示板」です。

大学附属の語学堂への留学や正規留学する方は、通っている大学の掲示板でも求人が募集されています。

学校を通した募集なので比較的安全で、学生向けの募集が多いことが特徴です。

方法④地域センターの掲示板

ちなみに、求人数はそれほど多くありませんが、各地域の交流センターやグローバルセンターのホームページや掲示板をチェックしてみるのもおすすめです。

地域センターでは日本語教室などが開かれていることが多く、日本語を教えるサポートスタッフが募集されている場合もあります。

タイミングが合えば、プログラムのお手伝いなどの求人もあるので、一度目を通してみると良いでしょう。

韓国語上級者は、コンビニや服屋さんなどの各店舗の張り紙から、直接応募してみるのもひとつの方法です!

ノービザ留学でのアルバイトは違法なので注意!

なお、前述した通り、90日以内の短期留学の方はアルバイトができません。

ノービザでの滞在は可能ですが、アルバイトを含む就労をした場合は「不法就労」とみなされます。

「手渡しならバレないから大丈夫」と思っていても、見つかった場合は国外強制退去や入国禁止、最悪の場合は刑事事件に発展しかねません。

3ヶ月以上の滞在で、韓国でアルバイトをしたい人は必ずビザを取得。それ以外の方は控えましょう。

【まとめ】ルールを守ってアルバイトをして、韓国留学をさらに充実させよう!

今回は、韓国留学中のアルバイトについて解説してきました!

留学中にアルバイトができるのはD-4・D-2・H-1ビザ保有者のみ、さらにはTOPIK2級以上の証明書が求められる「資格外活動許可」が必要です。

ルールを守らず就労している場合は、二度と韓国へ入国できなくなるかもしれません…。

韓国留学中、勉強に加えてアルバイトでも貴重な経験をするためには、事前に書類を準備して申請するのが必須。

アルバイトを検討している方は、働き始めるまでのルールをしっかり頭に入れてから留学をスタートさせましょう!

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この記事を書いた人

STUDY IN KOREA編集部では、韓国留学・ワーキングホリデーに関する役立つ情報を発信しています。それぞれの大学(語学堂)出身者や留学エージェントが執筆を担当しており、詳しくて分かりやすい情報発信を心がけています。

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